とりあえず、最初の一歩

最近、「プルーストとイカ」だとか、「ことばをはぐくむ」とか、「コンピューターが子どもの心を変える」とか、そんな感じの本を読んで、その結果、心理学的見地からとか、専門的な言語療法の分野からとか、脳科学者の提言とか、まあそんなものを自分の中にいれてぐつぐつ煮立てて混ぜ合わせているところです。

相変わらず、何をやればいいのか混沌としています。ですが、少し前に、とにかく日本語の「音」を出せるようにしなければ、と直感的に思って、主催する日本語学習会「Japanz.Kidz」に音読を取り入れました。それから約一年が過ぎ、何と言うか、確実、とまでは言えないまでも今までよりはずっと手応えのある結果が得られていること(何しろ、入学して1年が過ぎても子ども同士が英語で話し出さないのです!)などで、ぼんやりとですが、まあ、道が見えて来た感じがします。

最近は、とにかくおせっかいをしないようにしています。
言葉の問題は家庭の選択だから、その家庭なりのスタンスがあっていい。
ただ、どこかでつまづいて、少しアドバイスが欲しい、と思っているひとが私たちのグループを訪ねて来たら、その時に助け舟を出せばいいんだな、と思えるようになりました。これも年の功なのでしょうかね。

でも、もし本気で日本語を維持したければ、出来れば早い段階で、自分の子どもの日本語がいま、どのくらいの段階にあるのか気がついてほしいなあ、と思います。出来れば4歳代までのうちに。
子どもの発話の7割くらいが英語になってきてしまった状態で小学校に入ってしまうと、さすがに取り返すのが難しいので。

子どもと日本語で話してゆきたい、と思っている乳幼児のお母さんたち。
親の問いかけに対する日本語での返事が少なくなって来たら、ちょっと気にかけてあげて下さいね。

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ニュージーランド在住18年目に突入。なんでこんなに長くなっちゃったんでしょう?
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